2020/01/09

財布の紐がゆるむ←財布の紐って?

こんにちは!


いつもONTADEのブログをご覧いただき
ありがとうございます。



“年末年始は財布の紐がゆるむ”



なんてよく聞きますが
この『財布の紐』って
なんだかわかりますか?




もし近くに
ご自身のお財布があったら
見ていただきたいんですが


あなたのお財布に

〝ゆるめたり締めたりできる紐〟

付いていますか?




もしかすると

「付いてる!」

って方もいるかもしれませんが

多くの方のお財布には
そんな紐は付いていないと思います。




じゃあ何で

財布の紐がゆるむ

財布の口を締める

財布の紐をにぎる

なんて言い方をするのでしょうか。




なんだか気になってモヤモヤしてきたので
ちょっと調べてみました!



あなたも同じようにモヤモヤっとしたら
最後までお読みいただいて
疑問をスッキリと解決していってください*







日本では紙幣が流通し始める江戸時代まで
「穴銭」と呼ばれる中央に穴のあいた硬貨が
使われていました。

(銭形平次が投げてるやつです。)



その穴銭を何枚も紐に通して束ねて
持ち歩いていたそうです。



そのうち江戸の商業が発展していくと
お店で買い物したりご飯を食べたりと
外でお金を出し入れする機会が
増えてきました。




でも今までの「穴銭+紐」スタイルは
紐にギュギュッと穴銭を束ねていたため
頻繁に出し入れするには不便でした。



そこで使われ始めたのが
革製の袋に紐がついた

『巾着』

です。




最初の頃は燧袋(ひうちぶくろ)という
火打ち石などを持ち歩くための
巾着風の袋に入れていたそうですが

それが少しずつ変化していって
お財布用の「巾着」が
使われるようになったそうです。




貴重なお金を一まとめにできて
軽くて持ち運びも簡単。

口が大きくひらいて
お金の出し入れもしやすい。




そういった利便性の良さから
『巾着』は江戸のお財布として
広く普及していきました。




もうおわかりだと思いますが、、、



この江戸時代に使われていた巾着の〝紐〟が
『財布の紐』の由来だといわれています。




なるほど〜


『財布の紐』という言葉には
日本のお財布の歴史が
深く関わっていたんですね。




ちなみに、、、


江戸時代の中期頃になると
紙幣の使用も広まっていき

「懐紙入れ」や「鼻紙袋」を応用して作られた
『紙入れ』というお財布も使われるようになりました。




巾着は根付を使って腰から下げていたのに対して
紙入れは「懐に入れる用」のお財布だったようです。




明治時代になると欧米文化の影響を受けて
馴染み深い「ガマ口」が登場します。




そこから時代は進み1951年。

クレジットカードが発明されると
カード入れが付いたものが登場。




この頃には
お札入れ+小銭入れ+カード入れという
現在とほぼ同じようなデザインが完成しました。




こうやってお財布の歴史を見てみると
貨幣制度や時代の流れに合わせて
変化してきたのがわかりますね。




実はこのお財布の変化は
ここ最近も起き始めています。




昨年の10月からスタートした
『キャッシュレスポイント還元』によって

日本でもキャッシュレス化の波が
本格的になってきています。




その影響もあってか
最近は小さくてコンパクトなお財布が人気です。




キャッシュレス化によって
カードやスマートフォンで支払いするようになり

あまりたくさんのお金を持ち歩く必要が
なくなってきたからだと思います。




実際にONTADEでも
「Paypay」や「楽天ペイ」といった

キャッシュレス決済でお支払いされるお客さまが
多くなってきました。




このキャッシュレスの流れに乗って
小さなお財布への需要は
どんどん高まっていきそうです。




今後もお金と時代の変化によって
お財布は変わり続けていくと思います。




これからの時代のお財布は
どう変化していくのでしょうか?


デザインは?

大きさは?

機能性は?



どんなお財布が登場するか
ちょっと楽しみですね。










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